東京都教育委員会は、高度で創造的な探究学習を社会・世界と連携して提供する「Diverse Link Tokyo Edu」の取組の一環として、第一回高校生国際会議を令和元年12月15日(日)に開催しました。

当日は、都立学校の中・高校生及び東京体験スクールで来日した留学生の約150名が参加しました。前半の全体会では、オークランド工科大学(AUT)教授が、世界で最もダイバーシティーが進んでいる都市の一つといわれる、オークランドにおける多文化共生の取組について、基調講演を行いました。後半の分科会では、生徒や留学生が事前に各自で考えたアイデアや意見をもとに討論し、発表しました。

進行役は生徒が務め、講演や分科会での討論、発表等は原則として英語で行いました。

1 開催日時

令和元年12月15日(日) 9時30分から12時00分まで

2 場所

都立小石川中等教育学校

3 参加者

生徒 約140名 引率教員等 約20名
・都立学校の中・高校生 79名 引率教員等 約11名
(日比谷高等学校、白鷗高等学校、大泉高等学校、千早高等学校、武蔵野北高等学校、石神井高等学校、
翔陽高等学校、八王子北高等学校、小石川中等教育学校、南多摩中等教育学校、三鷹中等教育学校、
立川国際中等教育学校)
・留学生※ 60名 引率教員※ 10名
(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、台湾、タイ)

※留学生及び引率教員は、令和元年度第二回東京体験スクールの参加者

4 内容

第1部:基調講演 9時30分から10時30分まで
“Experiences of Superdiversity in Auckland, New Zealand”
ニュージーランド国立オークランド工科大学 (AUT) 教授 Dr. Neil Boland
第2部:分科会 10時40分から11時30分まで
【第1分科会】 “こんなサービスがあったらいい!” (ユニバーサルデザイン)
【第2分科会】 “災害時に助け合うための工夫” (防災)
【第3分科会】 “一緒にきれいな街を作ろう!” (ごみ・環境)
【第4分科会】 “外国人も日本人もみんなが楽しく過ごせる学校とは?”
第3部:総括・共同声明 11時40分から12時00分まで


高校生国際会議の進行:

【参加生徒の事前課題】
・参加生徒は、配属された分科会のテーマに関する課題及び解決策について、事前に自分の意見を準備

【分科会】
・各分科会は、30人前後で編成
・各分科会では、複数の国の生徒による8人程度のグループを4グループ編成
・各グループに1名のファシリテーターを予め指名、ファシリテーターに指名された生徒は、分科会の際の各グループを進行
・参加生徒が英語で会議を進行し、東京体験スクールの引率教員等が適宜サポート
・分科会の流れ:①自己紹介 ②ディスカッション ③まとめ

【総括・共同声明】
・各分科会の代表者は、作成したスライドを用いて、分科会としてのアクションプランを発表
・最後に、参加生徒代表から全体としての共同声明を発表

(IMG001)Neil Boland教授による基調講演

Neil Boland教授による基調講演

(IMG002)分科会の様子

分科会の様子

(IMG003)総括・共同声明の様子

総括・共同声明の様子

(IMG004)参加者全員による集合写真撮影

参加者全員による集合写真撮影

5 参加者の反応

【都立校生】
・9割以上の参加者が、「大変満足」又は「満足」と回答
・具体的な良かった点として、講演会がこれまで知らなかった知識に触れられて有益な時間となったこと、英語で意見交換する経験はあまりないので楽しかったこと、分からないところを留学生が助けてくれたこと、等が挙げられました。

【留学生】
・9割の参加者が、「大変満足」又は「満足」と回答
・具体的な良かった点として、講演会が・課題は深刻だが講演はポジティブであったこと、異なる国や社会の生徒と交流できてよかった、参加者すべてに発言の機会があったこと、等が挙げられました。

東京都教育委員会では、実施内容・規模ともに初めての取組となりました。今回の取組を踏まえ、実施内容について更に充実させながら、次年度も開催することで、「Diverse Link Tokyo Edu」の取組を推進していきます。

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