都立松が谷高等学校では、過去3回にわたり、台湾の桃園私立大渓高級中学から訪日教育旅行での訪問を受け入れています。

ここでは、平成28年10月24日(月)に同校生徒29名及び教諭4名を受け入れて行った活動の様子を紹介します。

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平成28年10月24日(月)に、修学旅行で日本を訪れている台湾の桃園私立大渓高級中学の生徒が来校しました。

この日は、昼食交流、オリエンテーションの後、台湾の生徒が2コマの授業(英語、家庭科、体育)及び部活動(茶道部、バスケット部、バトミントン部)に参加しました。

授業では、台湾と日本の生徒がそれぞれ概ね5名ずつの計10名程度のグループに分かれ、日本語で行われる授業を日本の生徒が英語で台湾の生徒をサポートしながら進めました。

また、英語だけでなく、中国語を用いてコミュニケーションを図る生徒もおり、自己紹介に加え、相手に部活動の名称や好きなスポーツ等を質問して、親交を深めました。

なお、松が谷高等学校では、多言語学習の一環として、外国語学習部を設置し、年間30時間の中国語の講師派遣を受けています。部活動に参加している生徒は、10名前後で、昨年度から学習を続けている生徒がほとんどです。部員は、この日の交流を目標に、自校や日本の伝統文化に関する知識・理解を深め、台湾の生徒に説明できるようにしていました。単語やフレーズを学習し、中国語で交流を深めていました。

図書室においては、多読学習の読本を用いて英語での交流を図ったり、家庭科の授業では、お手玉を作って日本の伝統的な遊びを体感したり、親交を深めました。

その後、生徒は、茶道部、バスケット部、バトミントン部の活動に参加しました。

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お手玉を通じて交流する両校の生徒
(グレーのベストを着用している生徒が、台湾の生徒)

台湾では、正座をする習慣がありません。大渓の生徒は、日本人生徒のやり方を見ながら、正座に挑戦し、茶道を楽しみました。

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茶道を通じて交流する生徒
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歓迎セレモニーにて親交を深める両校の生徒
松が谷高等学校の生徒は、中国語も用いて交流を図っていました。
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大渓高級中学の生徒は、日本のアニメソング等を吹奏楽で披露しました。
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松が谷高等学校の生徒は、和太鼓部が歓迎演奏を披露しました。

今回の交流は半日でしたが、生徒たちは英語を用いてすぐに打ち解け、授業だけでなく、趣味・部活動や家族の話等、話題は尽きませんでした。

松が谷高等学校の生徒からは、「台湾よりも、日本の高校の方が部活動の頻度が高いのは驚きました。」「台湾の生徒たちは、英語を使って積極的にコミュニケーションをとってくれました。」等の感想がありました。

生徒が活躍する場を設けたい

松が谷高等学校では、自校の生徒が海外の生徒と交流する機会を積極的に設けています。過去4か年で、台湾の大渓高級中学は3回、台湾の亞洲高級餐旅職業學校、アメリカのSt.Monica Catholic High SchoolとMarymount High Schoolが各1回ずつ来校しています。

平野校長先生は、海外の訪日教育旅行生との交流等を通じた国際理解教育の充実を重視しています。

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「生徒のモチベーションを高めるような活躍の場を積極的に設けたいと考えています。
単に英語や中国語を学習するだけでなく、外国の生徒との交流という実践の場を目標として、意欲的に学習に取り組むことができます。
生徒は、そうした場があれば、自ら考え積極的に行動し、更にモチベーションを高めて次のステップへと進んでいきます。」
(平野校長先生)

実際に、参加した松が谷高等学校の生徒からは、「台湾の生徒と交流するのを目標に中国語を学習してきたが、もっと話せるようになりたいので、今後も学び続けたい。」「もっと交流できる機会があると嬉しい。」といった意見があがっていました。