オーストラリアの留学生達は、白鷗高等学校の独自の学校設定科目「日本文化概論」の授業にも参加しました。「日本文化概論」の授業では、華道・茶道・書道・将棋など日本の伝統文化について、専門の講師の先生を招いて学習しています。留学生達は茶道、書道、将棋のうちの2つの授業をグループに分かれて体験しました。茶道では白鷗の生徒達のたてたお茶を頂きました。慣れない正座に「こんなに足がしびれたの生まれて初めて!」と言いながらも日本の茶道の作法を興味深く見ていました。将棋では、留学生と授業バディの生徒が英語で次の一手を相談している場面もありました。日本の伝統文化を通して、深い交流ができたようです。
 放課後はホームルームの掃除にも加わりました。オーストラリアでは生徒たちで教室掃除をすることがないので、留学生達はとても熱心に、楽しんで掃除に加わっていました。

(IMG)書道の授業
(IMG)将棋で、留学生と授業バディの生徒が英語で次の一手を相談
(IMG)生徒たちで教室掃除

 留学生は、白鷗高等学校での滞在中に日本語レッスンも受けました。
 留学生が普段住んでいるオーストラリアは、日本語を学習する人が多い国です。特にクイーンズランド州は、オーストラリアの州で最も多い、約11.7万人の人が日本語を勉強しています。
 よって、今回の留学生達も日本語レッスンには大変熱心でした。全5回実施しましたが、回を追うごとに、皆がより高いレベルの内容を望んでいきました。

(IMG)日本語レッスン-1
(IMG)日本語レッスン-2

 ランチの時間も、留学生は、日本人生徒と一緒に食事をしていました。洋食よりも”うどん”等の和食の食事を食べている人が多かったです。
 この時も、日本人バディと一緒に過ごすことで、バディ以外の日本人の友達の輪が広がっていったようでした。

(IMG)日本人生徒と一緒に食事

 学校滞在最終日となる7日目には、4年生の2クラスで、クイーンズランド州のSTEM(理数教育)のチャンピオンの先生による「Water Bucket Challenge」というプロジェクト学習を行いました。ストロー20本、テープ1m、ひも1m、プラスチックカップ1個、という限られた材料で、できるだけ多くのビー玉の重さに耐えられるバケツを作る、というプロジェクトです。物理や数学、工学など様々な知識を総動員して取り組む必要があります。生徒達は夢中で取り組んでおり、ビー玉をカップに加えていくテストの段階では、自分たちの作った構造物のどこが弱いかを分析し、さらに改善を加えていました。

(IMG)「Water Bucket Challenge」プロジェクト学習

 そしてお昼には、留学生のためのお別れパーティを開きました。今回の「東京体験スクール」のために、ボランティアの生徒達は、2ヶ月間もの長期に渡って準備を進めてくれました。そのおかげでパーティは大盛況に終わりました!留学生達も心から楽しそうに、そして白鷗での生活を名残惜しそうにしていました。白鷗高等学校の生徒にとっても大変有意義な体験になったようです。

(IMG)お別れパーティ-1
(IMG)お別れパーティ-2