ALTを通じて、いろいろな国の人のものの見方を学ぶ

TTの授業で、日本人教員とALTそれぞれの役割は何でしょう?
(IMG)TTの授業
布村先生:

授業の進め方はある程度型が決まっているので、進行は主に私が行って、その中でALTにうまく入ってもらって生徒に英語でのやりとりを促していただいています。また、ALTは日本ではない国の文化を知っている代表者でもあるので、「日本ではこれは当たり前だけどALTの出身の国ではどうなのか?」などの質問を私がどんどんするようにしています。すると生徒は、いかに自分がもっている常識が狭いか少しずつ気づいていきます。さらに、イギリス人の先生とアメリカ人の先生では発想が違っていたりするので、いろいろな先生を通していろいろなものの見方を学ぶことができて、生徒たちはとてもラッキーだと思います。

TTの授業のメリットは何でしょう?
布村先生:

ネイティブと日本人が英語でやりとりするモデルをすぐに見せられることです。こういう会話をやってね、というときに、モデルを見せることで、日本人もああいう風にネイティブとやりとりができる、自分もできるんだ、という気持ちを生徒に与えることができます。あとはやはり、本物を見せられるということ。教科書はどうしても書き直していたりしますが、身近な本物、生の素材に触れられることは生徒にとって英語を使うモチベーションが一番高まると思います。また、私自身も生の英語を聞ける、本当にナチュラルな表現なのか、ということを直接聞くことができるというメリットもあります。

TTの授業や指導計画を作る上で苦労することはありますか?
布村先生:

日本人教員とALTで、こういうことを次の授業に生かしていこう、というやりとりをする時間がもっととれればいいのですが、お互い授業時間外も忙しいのでなかなかできないことでしょうか。ALTの皆さんもいろいろなアイデアをもっていらっしゃるので、「このアクティビティを入れてみよう。」と相談したいのですが、現状はALTの意見を取り入れきれないところが悩みですね。