各学校で外国語の授業を担当する英語等指導助手(以下「JET」という。)は、指導力等向上研修を毎年受講することが義務付けられています。その目的は、語学指導や授業運営に必要とされる知識・指導技術の習得及び外国語教育における諸課題等について理解を深めることを通じて、配置校における指導力を向上させることです。
平成28年度のJET指導力等向上研修は、第1期:11月29日(火)~1日(木)、第2期:12月5日(月)~7日(水)に行われました。

3日間を通じて研修内容は多岐にわたりますが、その一部をご紹介します。

テーマ「T1とT2の役割に注目した効果的なティーム・ティーチングについて」

JETと日本人英語科教員が2人で授業を進めるTT(ティーム・ティーチング)において、教師1(T1)と教師2(T2)の役割とは何か、より効果的なTTの形とはどのようなものか、講師によるTTのモデル授業が示された後、各グループに分かれての研究協議が行われました。

TTのモデル授業

2人の講師によるTTのモデル授業。JETはそれぞれの講師の役割分担に注目しています。

ラーナー先生

グループ内での研究協議。先ほど見たモデル授業と普段、自身が行っている授業を照らし合わせながら、T1とT2の役割分担やコミュニケーションについて各自が意見を述べ、議論を深めていきます。

ラーナー先生

講師は各グループをまわり、議論の内容に応じて適宜、アドバイスを送ります。

テーマ「指導資料に関わる研究協議」

JETが普段の授業で使っている指導資料を持参し、お互いに内容を発表。次に、それぞれの指導資料の活用方法や指導改善方法についてグループで協議しました。各自の実践を相互に発表し、共有することで自分自身の指導を振り返り、指導力の向上を図ります。

ラーナー先生
ラーナー先生

持参した指導資料についての概要説明。JET一人一人が生徒の興味を促すための工夫を凝らして作ったものであり、それぞれに発見や参考になる点が多々あります。
普段見ることのできないお互いの教材に対し、興味深く説明に聞き入っています。

ラーナー先生
ラーナー先生

各自の指導資料を基にした研究協議。「もっとこうすれば…」「こんな方法は…」など、忌たんのない意見を出し合うことが今後の授業に生かされます。